おはようございます。
ワラワラに到着。ちょっとホテルで一休みしてからダウンタウンの予約してありましたレストランへ、とぶらぶら歩いていきますと、
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こちらはマーカスウィットマンというホテルでございます。私共はここではないのですが、私にとってはちょっと思い入れのある、このホテル。
ベストセラーでしたので、読んだ方も多いかと思うのですが、原作:
Hotel on the Corner of Bitter and Sweet
訳された日本語のタイトルが、あの日パナマホテルで
という小説。
場所はシアトル。時は1940年代初め。主人公は中国系アメリカ人の子ヘンリー君。当時アジア系への偏見は強く、彼もいじめられっ子だったのですが、ある日転校してきた日系人の女の子ケイコちゃんと仲良くなります。が、パールハーバー後、西海岸の日系人はかき集まれて、収容所へ送られてしまいます。ヘンリー君はアイダホにある収容所に行ったケイコちゃんへせっせとお手紙を送るのですが、返事が来なくなってしまったんです。そこで、ヘンリー君、大決心をして、アフリカンアメリカンのお友達、シェルダン君とケイコちゃんのいる(であろう)収容所へ行ってみよう!と旅立つんです。が、アジアンとアフリカンアメリカン。当時、白人オンリーなんて図々しくもバカバカしい偏見がまかり通っていた時代。どこへ行ってもひどい扱いを受けて、お腹はペコペコ、疲れ果ててたどり着いたのが、
ワラワラの街
そして、このホテルの前で、何か食べれるかなあと思っていた時に、地元の人に
🙂アンタたち、旅の人だね。ま、中で暖かいものでも入れていきなさい。
と暖かく接してもらって、中でご飯を食べて一息ついた、と言うシーンがあるんです。
なんかこの場面を読んで、このワラワラの街がとっても好きになったワタクシなのでした。
ダウンタウンをぶらぶら歩いておりましたら、ちょっとした公園みたいな所がありまして、
そして広場には、不思議な建物の壁
公園の壁いっぱいにいろいろなワラワラの歴史なるお写真がいっぱいあったのです。その中のひとつ
というのがあって、ちょっと驚きました。蒸しているんですよ!
ハマダさんとカジタさんがお正月用のお餅を蒸してるところ、とあります。1945年の暮れのようですから、終戦後、収容所から解放された後ですね。
収容所から出た後、まだまだ差別が酷かった海岸沿いに戻りたくなくて、日系人に好意的だったソルトレイクシティに残った人が結構いたそうですが、ワラワラでもそうだったのかもしれないなあ、なんて考えてました。
ソルトレイクシティといえば
猫も一緒に旅できたらなあ。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
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