おはようございます。
私がぱぱ君とお付き合い始めたころ、ぱぱ君のお家には4匹の猫ちゃんがおりました。一人は以前にも書いたことのある、ペルシアクロネコのタイニーちゃん(こちら)。ぶち猫で、人には愛想超いいのに他猫には冷たい ミムキャットちゃん。ショートヘアーで颯爽としていたクロネコのミッドナイト君。そして、毛皮真っ白で目が真っ青なゴージャスなぷ―ちゃん。
ブーちゃんはペルシア猫。実はウィンストンという、立派な実名があるにもかかわらず、何故かプ―ティー、ぷーちゃんと呼ばれてました。
彼はある日突然ぱぱ君ちの庭先に現れて、誰も引き取りに来ることなくぱぱんちの子になったそうですが
全盲の猫
だったんです。
おそらく、前の飼い主さんがどうしていいかわからなくなったんじゃないかな
ぷーちゃんは目が見えないのに、結構立ち回りはよくて、時々家具にぶつかって、亀が頭ひっこめるようなポーズをとってましたが、いつも機嫌よく暮らしていたんです。
ぱぱの子達は当時家の中と外をいったりきたりしてましたので、ぷーちゃんも時々は監視つきでお外へ出て
目が見えないので階段は危ない、ということで、バリアがありまして、ぷーちゃんの行動範囲は限られてました。ぱぱ君がつくったバリアフリーおトイレもばっちり使いこなし、ご飯も美味しそうにもりもり。甘えっ子で、足元にきては、顔をあげて、口を思いっきりあけて
にゃ~
と鳴くと、顔が全部お口になってしまい、なんともいえない愛嬌のある子でした。獣医さんのところでも大人気で、よくおやつをもらっては得意げな顔をしてました。
当時は私は別のところにアポロ君とジュピター君と暮らしておりまして、ここと自分ちを行ったり来たり。やはり猫の血が流れているからか(え?ホント?)すぐに猫係就任と相成りまして、お世話をすることになったのですが、当時推定年齢15歳くらいだったぷーちゃん、体がだんだん弱まってきちゃいました。
タイニーちゃんの時もそうだったのですが、やはり毛の長い子が外にでると、どうしても厄介なものをもらってくる可能性が高いようで、2人とも神経系の病気だったと思います。最後は自分でキレイキレイができなくなってきたので、毎日洗ってあげておりましたが、それでも機嫌よく、ドライヤーかけても、ゴロゴロ嬉しそうにしておりました。
もういよいよいけなくなってきたか、と獣医さんに電話しアポをとったその日、私の腕の中で眠るように旅立っていきました。
当時は今のようにスマホで写真を撮りまくる癖がなかったので、あまりお写真がないのが残念です。本当に可愛い子でした。
盲目というものすごいハンデがありながら、最期まで機嫌よかったぷーちゃん。教えてもらったことが沢山あるような気がします。
そして、目の見えない猫をなんということなく引き取って自分ちの子として可愛がっていたぱぱ君、やっぱり偉いな、と得点かなりあがっちゃいましたね❤❤
きりんさん、あなた、白いけど、ぷーちゃんの2倍の大きさですよ。
当時この家にはぱぱの作ったキャットウォークトンネルがありまして、そこを通ってぷーちゃん以外の猫ちゃん達は家の中と外を行き来していたんです。が、ラグドールは外には向いてないし、ぷーちゃんとタイニーちゃんの神経性の病気もおそらくお外からきてますので、このトンネルは私が引っ越してくる前に封鎖。今は皆完全室内の子になっています。
それでも元気に
階段駆けのぼったり下りたり。時々
ケイエスさんが、猫の元気は富よ!と仰ってくれて、本当にそう!大富豪です!
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
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