おはようございます。
先日作ったあずきご飯。嬉しくて、職場にももって来ちゃいましたよ。
甘い餡子のあずきもいいけど、こういうのもいいですよねえ。
さて、あずきまんまご飯を知ったのはその昔、なんと、日本昔ばなしのエピソードからでした。もちろんお赤飯は知っていたのですが、私はなぜかお赤飯はあまり好きではないのです。でもこの画面の中で描かれてる あずきまんまは、妙に美味しそうで、ずーっと心に残っておりました。
が、この昔ばなしのエピソードが思い出せない。たしか、ちっちゃな女の子が熱だして、あずきまんまが食べたい~、って言っているシーンがあった、くらいしか覚えてなかったので、改めて調べてみましたら。
これは、へらへらしてあずきまんま飯を食べてる場合じゃない。
ちっちゃなお千代ちゃん。確かに具合が悪くなって、おっとさんに
あずきまんまが食べたい~
貧困にあえいでいた中、おとっちゃんは地主の蔵からちょびっとのお米とあずきをちょろまかしてきて、お千代ちゃんに食べさせたんですわ。あずきとお米、タンパク質と炭水化物の割合もいいし、栄養価ありますものね。で、元気になったお千代ちゃんがてまり歌として、
あ~ずきまんま、た~べた
このせいで、おとっつぁんは捕まり、殺されてしまうんです。それから何年ものののち、漁師がキジを鉄砲で撃ちましてなあ。その場に行ってみると、お千代ちゃんが撃たれたキジを抱いて
キジよ、お前も鳴かなければ撃たれないですんだものを
「キジも鳴かずば撃たれまい」
が、私がずーっと恋焦がれてきた、あずきまんま飯に関わっていたとは。
折しも現代のアメリカ。鳴いたばかりにターゲットにされる風潮強し。あちこちで、虐められるキジさんが沢山おりますものなあ。
それって民主主義の基本ですものね。
ふん。ほっといて。
キジも鳴かずば、は 口は災いの元、といった意味に使われることが多いようですが、言論の自由やアカデミックフリーダムが抑制されている今、とても身近に感じられてしまいます。
あずきまんま飯、背筋を伸ばして、膝を正していただきます。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
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