おはようございます。
みかんさん、
夕べの血糖値 200 mg/dL
おおおお、いいねいいね、と思い、1.5ユニットのインスリン注射。
今朝の血糖値 272 mg/dL
ちっ。上がっとる。ま、このくらいの幅は予想内なのだから、と自らを慰めつつまた1.5ユニット。
どうやら、猫さんの血糖値管理には2つの派があるようなのです。一つは
Tight Regulation (TR) と呼ばれているもので、ゴールは血糖値を完全に正常値に戻す、というもの。血糖値検査を2-4時間毎に行って、その結果をもとにインスリン量を決めて、グイグイ、イケイケの勢いで治療をしていくやり方です。ターゲット血糖値はだいたい60-130mg/dLです。
もう一つは Loose Control でして、ゴールは糖尿病の症状を抑えつつ、血糖値そのものは正常値より高くても、腎閾値以下に保つ、というもの。腎閾値というんは、血糖値が高くなると腎臓が処理しきれなくなって、尿中に血糖が出てしまう しきい値のことであります。猫の場合は人間より高くてだいたい220mg/dLくらいであろうと思われます。血糖値検査はするにしても、TRのように何時間毎、というわけではなく、時折して調節してゆくようです。
どちらが優位か、という決定的なデータはないのですが、診断されたばかりの猫24匹のTRリサーチでは80パーセントくらいの寛解率が出てます。185匹の猫さんを数年フォローしLCリサーチでは寛解率は56パーセントくらい。でもリサーチの質がかなり違うのでこの2つを比べるのは難しいところです。
我が家の場合、現在はTRとLCの間レベルの治療です。職場にいかんとならん人間にはTRはやはり難しいのです。
今日はちょっとスペシャルディナー。ストレスな10日間でしたもの。自分にご褒美。てんで、


ぷりっぷりの大きなエビと一緒に


写真には撮らなかったのですけど、実はエビの殻をにんにくと炒めて、そこにワインとスープをちょっといれて濾したもので味付けしたんです。とってもいい旨味がでてくれました。
窓際スポットが最近お気に入り。
ここが一番の難関なのですよ。いろいろなおやつで釣っては だましだまし。なんだかとんでもない悪人になった気分ですよ。
コツは耳の上のほうの端っこに針を刺すのですけど、一度ちょっとずれてしまって血管をぷっつん。結構血が出て慌てちゃいました。私の耳を突っついて検査できればいいのに。
男子たちは
何事も慣れですよね。根気強くやらなくてはね。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
クリックで応援してね❣️
にほんブログ村 |
アメリカ合衆国ランキング |