おはようございます。
腹痛がおさまらず、ERに駆け込んだワタクシ。腹部CTスキャンで覗き込んでみよか、ということになりまして、お写真をとりました。
そして、罪状は
虫垂炎
オモシロいもので、それまでは腹部全体が痛かったのに、盲腸とわかった時点で
やっぱりなんか右側が痛いわ
それにしても、ニンゲンの痛みの感覚なんざ、当てになりませんな。それまでは、胃のてっぺんが痛みの震源地だと思っていたのですから。
昨今では虫垂炎でも、切らずに抗生物質で叩いて治す、というケースもあるときいていたので、
もしかしたら、切らずにすむ?
ちょっと期待していたのですが、大きな、不動様みたいな外科医が来て、
👨⚕️やっぱ、切りましょ。
外科医だもの、やっぱり切りたいよねえ。
👨⚕️切らんとまたなるかもよ
え?また?
薬で一度収まっても、再発するケースはかなりあるそうなんです。
この痛みはもう勘弁してほしい~、ってんで、
ほいほい、切りましょ!
あっさり白旗ブンブン🏳🏳🏳
私の炎症はまだ初期段階だし、ってんで、腹切りもナイフでぐぐい~っと切るわけではなく、腹腔鏡術で ぶちぶちぶち、と3つほど穴をあけて、そこから、ワルモノ盲腸を引っ張り出す、というやり方。
簡単そうですが、厄介なのは麻酔が全身麻酔。腹腔鏡術は引っ張り出すのをやりやすくするために、腹部に炭酸ガスを入れて膨らませるんです。
全身麻酔かあ
私はこれが怖いんです。一度もやったことないし、全身麻酔は回復に時間がかかるし、睡眠障害もでるし。全身麻酔をした後数日は深い眠りステージがなぜか現れないってデータをみたことがあるんです。深い眠りと言えば、奥様
ビューティスリープ
と言われるものですのよ。
ま、仕方ござらん。こうなったら、腹をくくって、穴開けてもらいましょう。コロナ陰性を確認して
いざゆかん!
外科フロアーにベッドごと移されて、そこで、麻酔科の先生と術前の打ち合わせ。
最近アリゾナから移ってきた先生でしたが 不動様の外科医さんと違って 人懐っこそうな おしゃべり好き。
うちはちっちゃい子が4人もいてね、奥さん僕なんかより毎日ずーっと大変だよねー
ぴーちくぱーちく、さえずるように ずーっと話しておりました。おえ、こっちとら これから切腹でござるのよ。ちゃんと介助の方お願いするわよ!
手術部屋には 私の乗るまな板が用意されており、その上には テレビで見るような コウコウ ランラン と輝く円盤のようなライト🛸
今まで乗っておりましたベットをまな板にピッタリつけたところで
はい、こっちに移って~
プラスチックのアタマを固定する枕に頭をスポロンと置いた途端に 助手さんがワラワラと現れて 足に着圧ブーツを巻いた!
と 思った途端に 両脚をぐるぐると縛られました。
なんだ!精神病練に間違ってきたか?
と一瞬思いましたが、術中動かれたらまずいって事なんですね〜
手術そのものは20分くらいときかされてました。酸素マスクをつけて、
お薬入れるよ~
と言われたことまでは覚えてますが、そこで、沈没。目が覚めたら術後観察の場所に。
お腹には3つ絆創膏。
そして、腹痛は嘘だったみたいになくなっておりました。
長くなったので、続きは明日に。
もうすぐですよ~。
はいはい、わかってますよ~。
ままも眠いんです。麻酔は厳密には眠りとは違いますからね。
たっぷり飲んでくださいよ。
さて、手術が終わったら、メデタシメデタシ、かと思っていたら、とんでもないんですね。まだちょっと続かせてください。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
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