おはようございます。
今朝は またオアシスカフェさんへお邪魔して、お茶をいただいてまいりました。こちら、お茶の種類が豊富でして、あらゆる地域のがあるのですが、今日ワタクシが選んだのは
この苦みがたまりませんわ。それにね、抹茶はなんと申しましてもアンチエイジングの強い御味方さんでございます。老化を予防する抗酸化物質たっぷり、お肌美容にも最適なんでございますよ、奥様。
が、これを飲んでいるとどうしても
羊羹が食べたい~
しかも、只者の羊羹ではなく、今はもう無き、幻の銘菓、藤村さんの羊羹が食べたい!
とは申せ、ワタクシが藤村さんの羊羹を食べたのは人生にたったの一回。確か小学校6年生くらいのことでございました。頂き物があって、開けると、藤村さん。
あっ!これは!
ワタクシ、本の虫でございまして、当時、好きな本があると、何度も読み返して、気に入った部分は暗記してしまう、という妙な癖がございました。
家族に、
吾輩は猫である、の藤村さんの羊羹だよ!
とさっそく申し立てまつるも、
👨👩👧 またまた~
本気にしてもらえなかったので、自室より本を持ち出し、ほらここの場面だよ、と申せば
👨👩👧 あ、ほんと!でもなんで、こんな場面を覚えているの?
その場面は、吾輩の主君である珍野苦沙弥(くしゃみ)先生の悪友、迷亭さんが遊びにきている時にこの羊羹がでてきて、迷亭さんが、もがさもがさ、食べるんです。なんか子供心にこれがとっても美味しそうに感じられたんですね。
そして、この藤村さんの羊羹。
これが羊羹なら、他のは!?
これ以来頂いたことはなかったのですが、いつかは、と思い込んでおりましたのよ。それが、何年か前に完全にお店じまいをなさったと聞いて
そんな~
気が遠くなってしまいました。もとは前田利家さまの一声で始まった老舗の銘菓でございますよ。
一度でも食べれたのは運がよかったとも言えるわね
ああああ、また食べてみたいなあ~。
迷亭さんは、また別の機会に 苦沙弥先生の細君(この言葉もこの本で覚えました)をからかい気味に相手してたところに、勝手にオーダーした笊蕎麦が届いて、それをすする場面があります。これももの凄く印象的で、そのせいで、今でもワタクシは蕎麦大好き、迷亭さんのように食べてみたい、といまだに思っておる所存でございます。
ほんに、まあ、昔が遠くなりましたねえ。
そうなんです。昔読んだ本で今でも覚えているシーンは圧倒的に食べ物のことですね。
皆様にも心に残る食べ物シーン、いろいろあるのではないでしょうかしらん。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
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