おはようございます。
先日恒例の第一生命さんがおこなっているサラリーマン川柳コンクールの優秀100句が発表されました。今年はいい作品が多かったというコメントをきいていたので楽しみにしておりました。
何と申しましてもこの一年はサラリーマンに限らず、どんな方々にとっても激動の一年。職場だけのみならず、いろいろな生活形態が変わることを余儀なくされた年でしたもの。
で、みてみると、なるほど、やはりコロナ禍で変わっていった仕事のやり方、家庭のありかた、などを詠んだ川柳が多かったです。
個人的にいいな、と思ったのをいくつか(作者さんの雅号)。
まずが、リモート会議編
- リモートで 便利な言葉 ”聞えません!” (リモートの達人)
- 激論も ぱまじゃ姿の 下半身 (王様の耳)
わかる~。さすがにパジャマはないけど、ジャージおっさん姿でのZoom, あるあるです。
コロナ太りが言われる昨今
- 出勤が 運動だったと 気づく腹 (からあげ大好き)
- 体重増!リモート会議であなた誰? (ダイエットスタート)
在宅勤務系:
- どこにある ステイホームで俺の場所 (するめのいのち)
- 何曜日?在宅勤務で わからなく (小平主計将校)
何曜日かわからなくなる感覚、まさかと思ってましたが、あるんですよね。私もテニスが中止だったころ、曜日の感覚なおかしくなって、毎朝、今日は何月何日何曜日としばらく声に出して言い聞かせておりました。これ、引退したら気を付けないと、と改めて思ってしまいました。
マスク系:
- お若いと 言われマスクを外せない (エチケット)
- アイメイク 仕上げにマスク 時短術 (コダクさん)
や、別に隠しているんじゃないくて、覆っているんですよ。あれ?同じ事か?
密を避ける系:
- 3密を 避けて振り込む お年玉 (孫孝行)
- 孫の顔 初めて見るのは スマホ越し (デレデレじいちゃん)
世の中が難しいことになると、川柳の質があがる、と言われているそうです。なんかちょっとの諧謔が悲哀に混じることで、可笑しいけど、ぐっとくるのかもしれませんね。
どれも秀作で、ちょっとクスッときますね。決まった字数でこのちょっとクスッとくるのを作るって、なかなか横文字文化にはないような気がするんですけど。
うちのぱぱ君は日本語が不自由なので、ここんとこ、ちょっと共有は難しいです。これ英語で説明しようと思うと頭痛くなっちゃう。
俳句なんかも英語でなさる方いらっしゃるようですね。でも読んでみると、俳句、というより 詩 に近い気がします。少ない字数できりっと締まったところがちょっと欠けているような。言語が違うのだからしかたないことではありますけど、なんかピンとこないんですね。
そうなんだわよ。そして、都合が悪いとわからないふりをする、という噂のお方も
言葉の遊びって面白いな、と楽しませてもらいました。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
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