物騒なタイトルですが、大事ありません。大丈夫です、ご心配なく。
でもなかなかの経験でございましたので書き留めておこうと思います。
普段から超健康で、実は岩でできているのではないかと噂されているもふママ、土曜日の朝 コストコでお買い物中、突然 右目に糸くずに様なものがウヨウヨ現れたのでございます。
あれ?なんでしょこれ?ゴミでも入ったかと 子供の頃習った通り 上瞼をにょーんと引っ張って下瞼の被せる様にして涙で流そうとしたにですが、糸くずは相変わらずうようよ。そのうち糸くずは減ってきたのですが代わりに黒いツブツブが 黒胡椒入れひっくり返したように見えるんです。
あかんぜよ、コレは。所謂フローターって奴 飛蚊症状やな。となると やはり気になるのは網膜関係。これが破けた日にゃ下手すりゃ失目ですよ!でも早期発見であれば治療もやり易いし予後もぐんと良くなります。とにかく網膜がわやになっていないかを調べるには ERに行くっきゃございません。
到着は正午近くでした。運が良く待つ事もなくお部屋へ。なかなか心地よいお部屋ですのよこれが。
まずはナースさんが予診にいらっしゃり問診をなさいます。しばらくして今度はレジデント医の登場。同じ問診の後 ライトをあててお目々の検査。その後横になって目のエコー検査。瞑った目の上にジェルをてんこ盛り。もふママには見えんけどかなり面白い絵図らしく もふパパとお医者さん笑っとる。ふん失礼な!
エコーでは網膜が剥がれたような形跡は見えんけど 一応 専門医に診てもらいはっきりさせましょう、と仰る。2時間くらい待ちますよ、ということで、もふママともふパパはお部屋で待機することになりました。
ヘンなもんが見えるだけで、あとは別条ないもふママ、退屈だし喉が渇いてきました。そうだ、メインホスピタルのロビーにはスタバがあったな、とお財布だけもって救急を抜け出しいろいろ仕込んできたもふママ。折も折、地元大学のUtesのバスケチームが全国ナンバー4のオレゴンとの対戦をやっておりました。すっかりくつろぐもふパパ。
しばらくして眼科の先生がいらして、おなじみの機械での散瞳検査。目薬入れてにゃんこさんのケモノ的黒々の瞳になったところで目の奥をのぞき込む検査でございます。
そのあと仰向けになったもふママの瞼の周りを、お箸半分くらいの長さの棒でつっついては、あっち見て、こっち見て、と注文する先生。目ん玉ひっくり返すもふママの目の奥にライトを当てて検診なさってますが、つい、たこ焼きひっくり返しているような風景を想像して(自分の目玉がたこ焼きかい!)笑いたいのを必死でこらえたもふママ (真面目にやれぃ!)
結果は網膜に傷なし!硝子体剥離がちょびーっとあるとのこと。視力に問題なし。1か月後に眼科病院で再検査、ということで決着がつきました。計5時間のER訪問でございました。スタッフもナースもドクターも皆よくしてくださり感謝でいっぱいです。
帰り道
綺麗なものが見える幸せをしみじみ。
これを書いている時点では、まだ糸くず一本ちょこちょこしてますが、黒胡椒はかなり集中してほんの少し見える程度となりました。
心配させてしまいましたね。大丈夫ですよ。それにしても、ずいぶん首の毛が濡れてますよ。お水ボールに突っ込みましたね。
はいはい。そうですとも。
そして、半日付き合ってくれたもふパパにも感謝。そこで
新年そうそうのERでした。これで厄払いとなるといいな。
長々と書いてしまいました。お付き合いいただきありがとうございました。
ぼち、押していただければ嬉しいです。